【M―1決勝9組紹介】ロングコートダディ キングオブコント敗退がケガの功名?M-1集中モード

[ 2021年12月19日 17:50 ]

「M-1グランプリ」の決勝に進出した9組。(前列と後列の2人でコンビ)左から、インディアンス、真空ジェシカ、モグライダー、ゆにばーす、ロングコートダディ、オズワルド、錦鯉、もも、ランジャタイ
Photo By スポニチ

 お笑い界最高栄誉の賞レース「M-1グランプリ2021」が19日、開催される。過去最多の参加6017組の頂点に立つのは?今大会の出場コンビから、ロングコートダディを紹介する。大会はテレビ朝日系で、午後6時34分から全国ネットで生放送される。

 ロングコートダディは、吉本興業所属のコンビ。堂前透(31)、兎(33)によって09年に結成された。いったんは解散したが、13年にお互いともう1度、向き合い、再始動した。コンビ名は、兎が長いコートを着たおじさんを見かけたことから着想を得た。略称「ロコディ」。

 昨年はキングオブコント(KOC)でも決勝に進出。コント職人のイメージも強いが、今年はKOC準決勝敗退がケガの功名となり、くしくもM-1集中モードに。初の決勝大会進出を勝ち取った。メガネで細面の堂前、ぽっちゃり体形の兎が、ネタによってボケとツッコミを入れ替えながら、ゆるめな雰囲気で笑いを取る。コント仕込みの設定の妙、切り口も見ものだ。

 ともにテレビゲーム好きで、ゲーム実況用のYouTubeチャンネルも開設している。ちなみに堂前はパズルゲーム、兎はアクションゲームが得意。同期はインディアンス、ネルソンズなど。今年はおそろいのスーツを新調、新たな装いで大舞台に臨む。

続きを表示

2021年12月19日のニュース