小沢一郎氏、政府へ怒りのツイッター5連続投稿!「この五輪でいくらかかったのか説明する義務がある」

[ 2021年8月12日 16:14 ]

 立憲民主党の小沢一郎衆院議員(79)が12日、自身のツイッターに5回連続で投稿。長文で菅政権を痛烈に批判した。

 小沢氏は1本目に「(1)世界一コンパクトな五輪を謳った東京五輪。蓋を開ければ、開催経費は当初の7,340億円からどんどん膨れ上がり、最後は1兆6,440億円と過去最高額を更新。関連費用も含めれば4兆円を超えるという試算もある。大半が税金。政府には、この五輪でいくらかかったのか説明する義務がある」と投稿すると、「(2)コロナ禍での開催で大半が無観客となり、インバウンド需要も含め経済効果は消失。逆に五輪強行に伴う感染爆発で、緊急事態宣言地域は歯止めなく拡張され、解除時期、つまり出口は全く見えなくなった。政府は、感染爆発の影響も含め、五輪開催の日本経済への影響を算定し、公表すべき」と2本目。

 その後も「(3)東京都民1人当たり10万円超の負担で開催された東京五輪。膨大な弁当の廃棄、使いもしないホテルの予約、無観客で使われないチケット販売システムへの投資……。金銭感覚の麻痺。原資は税金。経費が膨張した原因を明らかにするためにも、情報開示が必要。虚偽・隠蔽・改竄は、許されない」「(4)利権。一部の業者への丸投げ。事業費の中抜き。五輪関連予算も、コロナ対策事業委託費と全く同じ構図。森友問題や桜を見る会問題で信頼を損なった会計検査院であるが、未だ矜持があるなら、この五輪で税金がどう使われ、国民がどれだけの損失を被ることになるのか説明すべきである」「(5)いまコロナの感染爆発で多くの方々が職を奪われ、大きな先行き不安を抱え生活している。総理は「五輪で勇気と希望を」と言って来たが、残ったのは「感染爆発」と「医療崩壊」と「緊急事態宣言の永続化」。無駄遣いなど、とても許されない状況。命と生活を第一に考える政治の再建が不可避である」と5回連続で投稿して菅政権への怒りをにじませながら説明を強く求めた。

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2021年8月12日のニュース