馬瓜エブリンに広告業界が熱視線、浜ちゃん絶賛のトーク力で話題

[ 2021年8月12日 05:30 ]

馬瓜エブリン
Photo By 代表撮影

 東京五輪で銀メダルを獲得した女子バスケットボール日本代表に広告業界が熱視線を注いでいる。広告代理店関係者によると、メンバーの中でも多く名前が挙がるのが馬瓜エブリン(26)。両親がガーナ出身で、愛知県生まれ。14歳の時に家族で日本国籍を取得した。文学好きで、法務省が主催する全国中学生人権作文コンテストで賞を受賞したことも。出自に関する葛藤と向き合い思いの丈をつづり、高い評価を受けた。

 広告関係者は「そのバックグラウンドは、多様性を重視する現代に多くのメッセージを与えられる。公益的な責任を持つナショナルクライアントが注目している。年間契約で1000万~1500万円くらいが相場になるだろう」と明かした。

 明るい性格もテレビ向きだ。フジテレビ「ジャンクSPORTS」に出演した際には司会の浜田雅功(58)からそのトーク力を絶賛された。9日に生放送された日本テレビ「くりぃむしちゅーの!THEレジェンド」では、鬼コーチで知られるトム・ホーバス監督をイジる“漫談”を披露。ブレークの兆しを見せている。

 また妹の馬瓜ステファニー(22)も3人制バスケットボール女子の日本代表として活躍。既に姉妹はトーク番組がきっかけで、大好きだったステーキチェーン「ブロンコビリー」のアンバサダーに就任した。「姉妹の発信力が凄い。2人ともトークがうまく、今後企業の商品のPRイベントに出たらさまざまな魅力を発信してくれるだろう」(同関係者)と期待が集まる。ほかに、小柄ながらチームのゲームメークを果たした町田瑠唯(28)、チーム最年長でキャプテンの高田真希(31)らの名前も挙がる。五輪が終わってもアカツキファイブの“快進撃”は続きそうだ。

 ◇馬瓜 エブリン(まうり・えぶりん)1995年(平7)6月2日生まれ、愛知県出身の26歳。地元の名門・桜花学園高で高校3冠獲得。U―17日本代表にも選出され世界選手権ベスト4。14年にアイシンAW(現アイシン)に加入し、17年からトヨタ自動車に移籍。1メートル81。

 ◇馬瓜 ステファニー(まうり・すてふぁにー)1998年(平10)11月25日生まれ、愛知県出身の22歳。姉と同じ桜花学園高出身。主将として高校3冠に導いた。17年からトヨタ自動車に加入。現在は5人制と3人制の2つの競技で活躍中。1メートル82。

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