野々村友紀子氏 河村市長のセクハラ認識に驚き「『喜んでる』と思われてたんやな」

[ 2021年8月12日 15:45 ]

TBS社屋
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 放送作家の野々村友紀子氏(47)が12日、TBS系「ゴゴスマ~GO GO!smile~」(月~金曜後1・55)にリモートで生出演し、東京五輪ソフトボール金メダルの後藤希友の表敬訪問をめぐる問題で名古屋市の河村たかし市長がこの日、開いた会見の内容について私見を語った。

 河村氏は4日に後藤の表敬訪問を受けた際、マスクを取ってメダルにかじりついた。また、「ぜひ立派になっていただいて、ええ旦那もらって」「旦那はええか?」「恋愛禁止か?」などと、セクハラとも取れる質問を連発していた。

 この日の会見で河村氏は「若い人が来ると『彼女おるかね?』、『彼氏おるかね?』とか言いますと、若い人の場合はみんなリラックスして(くれる)。みんなカチカチの雰囲気ですので」と釈明し、「そういうのをやめるということですわ」と約束。また「小学生なんかにも、『大好きな女の子おる?』とか『大好きな男の子おる?』と聞くと、みんな喜びますから」と、場を和ませるための質問だったとした。

 野々村氏は「女性が今まで苦笑いして、『しょうもないこと言うとんな』と思いながら、『ははははは』と笑わなあかんのかなという空気でやっていたことが、やっとこう明るみにというか、声を上げてもいいんだというようになった」とコメント。「私たちも笑うから、『喜んでる』と思われてたんやな、というのもあらためて思いました」と、河村氏の勘違いも指摘した。

 また、河村氏の会見での態度についても“物言い”を付けた。「謝るんやったらしっかり謝ってよ、というところもあります。子供も見ていますし。やってしまったことを悪いと思って謝る姿勢は正しいと思うんですけど、何かどこかで(本心で)思ってないというか。『謝らなあかんのでしょ?』『みんな怒ってるんでしょ』っていうのが出すぎていて」と、自身の印象を口にした。さらに、「会見で字面で読むのも良くないけど、(河村氏は)自分の言葉でしゃべっていますけど、自分の言葉でしゃべっている中にそういうのが透けるというか、本当の心というか。1回ちゃんと考えて欲しい」とも訴えた。

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2021年8月12日のニュース