坂口健太郎 今も心に刻む「仲良し」亡き父からの言葉とは… 一緒に買い物、恋愛話も

[ 2021年3月18日 15:39 ]

坂口健太郎
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 俳優の坂口健太郎(29)が18日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)に出演。数年前に亡くなったという父との思い出を語った。

 65歳で亡くなったという父について坂口は「衝撃と言うか…すごく仲良しだったので。病気ではなかったんです。すごく体が丈夫だったので、びっくりはしたんですけど」と振り返った。小さい頃はなかなか父親の気持ちが分からず、それほど仲良くはなかったとするものの、モデルを始めた19歳頃から距離が縮まり、初任給では食事をごちそう。「喜んでもいたし、僕から食事をおごられるってことにすごく戸惑っていましたね」と懐かしそうに話した。

 父とは「友達みたいな関係性。背丈もほぼ一緒くらいなので、一緒に洋服を買いに行って、『これはオレも着るし、親父も着るね』と言って一緒に同じものを買ったり。ファッションの話もしたし、仕事の話もしたし、父親の近況の話も聞いたりとか」と話した。女性についても話したとし、「いろんなアドバイスをもらったりもするんですけど、親父もそんな時代があったんだなあと思いながら話してました」。また父は英国車に乗るのが趣味で「父親の車に乗って新宿の方とか買い物に出て、洋服買って、帰りに歌舞伎町のあたりでエンストを起こして、僕が車を降りて車を押して路肩に止めたり」したことも。「時間は短かったけど、小学校の時とかきちんと話を聞いてあげられなかった父親とちゃんと話ができたし、僕も知りたいと思える時間があったというのはすごく良かったなと思います」と語った。

 小さい頃から言われていたのは「自分の評価は自分でしなさい」という言葉。最初は言葉の深さが分からなかったというが、「この年になってこういう表に出る仕事をやらせてもらえるようになって」「ちゃんと自分の評価をできる人間でいないといけないなっていうのは改めて思いましたね」と深く心に刻むように。「もちろん、自分の評価だから、怒らないといけない時もあるだろうし、一番優しくなれる存在でもいないといけない。僕、凄く自己愛が強いと言われるんです。それって父親から言われた言葉にすごく通じているなと思うし、自分のことをしっかりと愛して初めて僕じゃない誰かに愛情を持って接してあげられると思うので、自己愛強く生きていこうと思っているかもしれないですね」と続け、「その父親の言葉は心の中に凄く残っているなと思います」と締めくくった。

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2021年3月18日のニュース