三浦瑠麗氏 新型コロナ変異株に「慣れないと…悲観しか報じない考え方は付き合っていく上で阻害要因」

[ 2021年3月18日 10:21 ]

三浦瑠麗氏
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 国際政治学者の三浦瑠麗氏(40)が18日、フジテレビ「とくダネ!」(月~金曜前8・00)に出演し、新型コロナウイルスの変異株について言及した。

 変異株をめぐっては、神奈川県が16日に新型コロナウイルスの変異株感染者2人の死亡を確認したと発表。変異株感染者の死亡が確認されたのは、国内では初めてで、神奈川県によると、70代と50代の男性で、いずれも今月、ウイルス感染症による肺炎で死亡した。50代男性は死後に感染が分かった。2人に接点は確認されておらず、感染経路は分かっていない。海外滞在歴もないという。どの国に由来する変異株かは不明で、国立感染症研究所に依頼し、特定を進める。

 三浦氏は「変異種に関しては今後出続けるってことはいろんな専門家がおっしゃっているわけで、そうすると1つ1つの変異種をみていくのは、専門家がしっかりみていく一方で、変異種にはもう慣れないと」と指摘。そして「ありとあらゆる予測を外してきたわけですね。例えば米国のワシントン大の予測は実はかなり自民党の人たちの緊急事態宣言しようという根拠になった形跡があるんですよ。ところが万人単位で外している死者予測なので。とにかく楽観は一切報じないじゃないですか。悲観しか報じない考え方は変異種と付き合っていく上で阻害要因になっちゃうんじゃないかと思います」と自身の考えを述べた。

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2021年3月18日のニュース