志らく 五輪演出責任者の“侮辱演出”辞任「この1つでキャリアを失う」

[ 2021年3月18日 11:26 ]

落語家の立川志らく
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 落語家の立川志らく(57)が18日、コメンテーターを務めるTBS「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に出演。東京五輪・パラリンピックの開閉会式で演出の総合統括を務めるクリエーティブディレクターの佐々木宏氏(66)が、女性タレント渡辺直美(33)の容姿を侮辱するような演出プランを提案していたと文春オンラインが17日に報じ、佐々木氏は18日未明に報道内容を認める謝罪文を公表し、辞意を表明したことに言及した。

 文春オンラインによると、佐々木氏は昨年3月5日、当時の演出担当チームのメンバーに対し、「ブヒー ブヒー/(宇宙人家族がふりかえると、宇宙人家族が飼っている、ブタ=オリンピッグが、オリの中で興奮している。)」「空から降り立つ、オリンピッグ=渡辺直美さん」などとLINEで演出案を提案。渡辺をブタに変身させるかのような内容に、女性メンバーから「容姿のことをそのように例えるのが気分よくないです」「女性目線からかもしれませんが、理解できません」と批判され、提案を撤回したという。

 志らくは「いくらなんでも渡辺直美さんに失礼」と言い、「ブタっていうのは可愛らしい動物ではあるけれど、人をおとしめる時によく使うワード」と指摘した。そして、「ほかにいいCMとか面白いものをたくさんつくっているのにこの1つでキャリアを失うことになってしまう、ちょっとズレてきたのかなって気がします」とコメント。「こういうのがすぐに出ちゃうってことはね、今頃出てくるって何があるんだろうっていうのがちょっと引っ掛かりますけどね」とも話した。

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2021年3月18日のニュース