三浦瑠麗氏 緊急事態宣言解除後は「複数の方策を取るべき」

[ 2021年3月18日 09:42 ]

三浦瑠麗氏
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 国際政治学者の三浦瑠麗氏(40)が18日、フジテレビ「とくダネ!」(月~金曜前8・00)に出演。政府が同日夕に東京、埼玉、千葉、神奈川の首都圏1都3県に発令中の新型コロナウイルス緊急事態宣言を21日の期限で解除すると決定することについて言及した。

 18日朝開いた専門家らによる諮問委員会で、西村康稔経済再生担当相が解除方針を説明。新規感染者の再拡大を防ぐため「必要な感染対策を継続していく」と述べた。感染拡大に伴い1月に再発令された宣言は2カ月半で全面解除となる。

 三浦氏は、今後の対策について「複数の方策を取るべきだと思う」とし、「ここまでの1年間のいろんな報道とか研究論文とかと見ていると、最も副作用がなくて寄生虫とかそういうものの予防として1回飲んどきますみたいな使用方法と同じやり方でイベルメクチンを配ってしまって、それによって想定される害ってほぼないわけですから、それが効いたらラッキーと」と話した。さらに「同時にワクチンも進めると。ワクチンの接種ってもちろん高齢者の方に接種すると若者より格段に効果を上げるわけですよね。ですからそれを急ぐとか、それを頑張らないと」と自身の考えを述べた。

 その上で「日本人特有の、とにかく安全策を取りたい、リスクを取りたくないっていうのを、医療機関はもう少し頑張っていただく」とし、「一方で飲食店とかはもう限界って方がいらっしゃるわけですね。出歩かないようにしていたお年寄りも恐らく限界で夜8時以降に出歩いているお年寄りもいるんで、そこもインタビューしてみたらたぶん限界っておっしゃるんですよ、若者と同様に。なのでゼロ1とか二者択一の議論ではなくて、やれる合理的なことをやった上で今までの主権制限をちゃんと緩めるってことが必要なのかなと思います」と話した。

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2021年3月18日のニュース