仲野太賀 度肝抜かれた役所広司のド迫力演技「すごすぎて笑っちゃった」

[ 2021年2月13日 15:27 ]

仲野太賀
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 俳優・仲野太賀(28)が12日放送のTBS系「A-Studio+」(金曜後11・00)にゲスト出演。現在公開中の映画「すばらしき世界」で共演した役所広司(65)の演技について語った。

 映画は佐木隆三氏の小説「身分帳」を原案とした作品で、人生の大半を刑務所で過ごした元殺人犯の再出発の日々を描いている。役所が主人公の三上正夫を、仲野はテレビディレクター・津乃田龍太郎を演じている。

 「この映画は最近見た中では良かった」と話す司会の笑福亭鶴瓶(69)から「何なん、あの役所広司は何なの」とふられた仲野は「ふつうのお芝居の領域じゃなかったですね」と振り返った。最初に顔を合わせた本読みでは「あまりの迫力すぎて笑っちゃって。“えー怖っ、超怖い”と思って笑っちゃって。いろんな現場に行かせてもらっているんですけど、すごすぎて笑っちゃうみたいなことあんまり経験なくて。ちょっと度肝を抜かれましたね。ええーみたいな。びっくりしました」と驚く自身の表情を再現してみせた。

 自身は撮影ではカットがかかるたびに西川美和監督の顔ばかり見ていたとし、「不安でしょうがなくて。(不安要素が)ないように臨むんですけど、この作品に対して絶対外したくないという思いがあって。1番いい芝居に執着してました」と語った。その理由については「憧れに憧れていた場所だったんです。西川さんの映画の現場が。くすぶっていた時間もすごくあったんですけど、今こうやって“すばらしき世界”に出させてもらって、西川さんと役所さんとご一緒して、何も無駄じゃなかったかもしれないと言える」としみじみと話した。

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2021年2月13日のニュース