「監察医 朝顔」肥後克広 時任三郎と初共演「憧れの人 サインもらっておけば」“味のある猫背”に自信

[ 2021年2月13日 06:00 ]

今月22日に放送される「監察医 朝顔」第15話にゲスト出演し、“月9”デビューを果たすダチョウ倶楽部の肥後克広(C)フジテレビ
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 お笑いトリオ「ダチョウ倶楽部」のリーダー・肥後克広(58)が今月22日に放送されるフジテレビ「監察医 朝顔」(月曜後9・00)第15話にゲスト出演し、“月9”ドラマ初出演を果たすことが分かった。時任三郎(63)演じる主人公の父で、退職したベテラン刑事の同期役。時任とは初共演となった。

 主演の上野樹里(34)が2006年10月期の大ヒット作「のだめカンタービレ」以来、13年ぶりの月9挑戦となったヒューマンドラマ(19年7月期)の続編。シーズン2は昨年10月期から始まり、33年の歴史を誇る同局の看板枠・月9史上初の2クール連続放送。06年から「週刊漫画サンデー」に連載されていた同名の人気医療漫画(原作・香川まさひと、漫画・木村直巳)を大胆にアレンジし、上野演じる法医学者・万木朝顔(まき・あさがお)が遺体の解剖を通じて事件の真相を探る姿を描く。

 今回、肥後が演じるのは神奈川県警の相談員・糀谷晴一役。朝顔の父で、ベテラン刑事だったが退職した万木平(時任)の同期。平との付き合いは同期の中でも最も長く、お互い気心の知れた戦友のような間柄だ。以前は警部として奮闘をしていた糀谷だが、捜査の第一線から退き、相談員に。いつもニコニコと笑顔を絶やさず、思いやりを忘れず、自分以外の署員たちのため仕事に励んでいる。苦手なウソをつくと、すぐ顔に出る。肥後ならではの底抜けに温かい笑顔で、ハマり役になりそうだ。

 時任とは初共演になり「シュッとしてカッコいい。優しくて役名の平さんのまんまの人で、あいさつをしてくれた時の、あの優しい笑顔は忘れません。スタッフにも気軽に声を掛けて現場の空気が良くて、肥後もリラックスして撮影に参加できました。ありがとうございます。カラオケで(時任の1981年のシングル)『川の流れを抱いて眠りたい』をよく歌っていたので、憧れの存在ですが、そこは大人になってサインも求めなかったけど、今思うと、もらっておけば良かったです」と撮影を述懐。

 「今回は警察の相談員の役で、現役の刑事ではないけど、少し偉そうで、平さんの元相棒なので、平さんとの懐かしい距離感など表現できたらと思います。そして捜査本部のシーンで監督にも言われましたが、猫背です。味のある猫背で、渋い演技をしています。月9デビュー作品、是非ご覧ください」と呼び掛けた。

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2021年2月13日のニュース