金子恵美氏 渡部恒三さん悼む「非常に存在感のある方だった」

[ 2020年8月24日 17:47 ]

元衆院議員の金子恵美氏
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 元衆院議員の金子恵美氏(42)が24日、文化放送「斉藤一美 ニュースワイドSAKIDORI!」(月~金後3・30)に出演し、死去したことが分かった元衆院副議長で、旧民主党の最高顧問などを務めた渡部恒三さん(享年88)について言及した。

 
 渡部さんは自民党時代、「竹下派七奉行」に名を連ね、離党後は新生党、新進党、無所属の時期を経て、2012年に政界引退。民進党、国民民主党福島県連最高顧問を務め、1969年の衆議院選挙で初当選以降、14回の当選を誇る。厚生大臣、自治大臣、通商産業大臣を歴任し、野党でも重鎮を務めた、まさしく大人物だった。

 金子氏は「竹下派、そして田中派のという…私は田中角栄さんとの関係性の濃さというのを非常に感じています」とし、「ただ私自身は、もう野党という形での渡辺恒三先生との関係でしたから、直接何かをすることはありませんでしたけれども、やはり大物政治家として、時にご意見番として、非常に存在感のある方だったなというふうに思います」と、故人を悼んだ。

 続けて、パーソナリティーの斉藤一美アナウンサー(52)が「特に国民民主党の前原誠司さんが渡部さんのことを心酔していましたよね」と回顧。これに対して金子氏は「前原さんもこの後、政治家としてですね、渡部恒三先生の教えをどのように体現していくのか?私自身、興味はありますけどね。前原さんには」と私見を述べていた。

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