松岡充の愛車「コルベット」が炎上 出火原因分からず 数カ月の整備 戻った翌日に

[ 2020年8月24日 05:30 ]

松岡充
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 ロックバンド「SOPHIA」のボーカル松岡充(49)が運転していたスポーツカー「コルベット」が、東京都世田谷区の路上で炎上する騒動があった。

 警視庁北沢署によると、現場は小田急線の千歳船橋駅付近。22日午前10時半ごろ、車から出火した。松岡は23日、ウェブサイトに報告文を掲載。運転を始めてすぐ異臭がしたため、エンジンを止め消防に通報したが、現場に消防車が到着するまでの数分で車から上がった白煙が黒煙に変わり「あっという間に」炎上したと説明した。ケガ人はいない。

 出火原因は分かっていない。事務所関係者によると、エンジンルームは無傷で「ハンドル付近のクーラーなどを搭載した部分から煙が上がったようだ」という。同署などが詳しい出火原因を調べる。

 燃えた愛車は「シボレー・コルベットC3」の1968年型。納車は2004年で、エンジンなどフレーム以外の部品は全部最新のものに取り換えていた。その後もまめに、部品交換などを行っており「古い車だから燃えたということではないと思う」(同関係者)。

 これまで30台弱の車を保持した松岡が、15年以上乗った唯一の車だった。「米ラスベガスで昔見かけて以来、本人の憧れだった。色もこだわり、何度も塗り直していた」(同関係者)という。

 11年のオリジナルビデオ作品「仮面ライダーW RETURNS 仮面ライダーエターナル」では、自らが演じた悪役ライダー・エターナルの愛車として作品に登場。ファンにもおなじみだった。年2~3回、大切な場面で乗っており、全国ツアーの東京公演で会場入りする際はコルベットに乗り、自分を鼓舞すると決めていた。火災当日も、現在活動中のバンド「MICHAEL(ミカエル)」の東京公演初日。数カ月をかけた整備から戻ってきた翌日だったという。

 この日、東京公演の千秋楽に臨んだ松岡は気丈に昼夜2公演をこなした。公演スタッフによると、「自分の分身と思っていた車だけにショックは大きいはずだが、“近隣への迷惑が最小限で済み、ライブを遂行できたことが不幸中の幸いだった”と話していた」という。

 ▽シボレー・コルベットC3 米ゼネラルモーターズがシボレーブランドで販売するスポーツカー。C3は「コルベット」シリーズの3代目で、1968~82年に販売された。V8エンジンをFRP(繊維強化プラスチック)製のボディーに搭載。オープンとクーペの2種類が用意され、グラマラスな形がコーラの瓶を連想させることから、愛称は「コークボトル」。

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2020年8月24日のニュース