神田伯山 相次ぐ“自粛警察”に「あんまり関わらないよう 炎上しないように」

[ 2020年5月18日 14:51 ]

スタジオジブリから贈られた後ろ幕を背に襲名披露興行初日を務めた神田伯山
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 人気講談師の神田伯山(36)が18日、ニッポン放送「高田文夫のラジオビバリー昼ズ」(月~金曜前11・30)に電話でゲスト出演し、自粛生活について話す一幕があった。

 2月に真打昇進と同時に講談界の大名跡「6代目神田伯山」を襲名。だがその後、新型コロナウイルスの感染拡大を鑑みて、予定されていた襲名披露興行は軒並み開催中止になった。

 「先生や松本明子さんに出ていただいた(襲名披露の)パーティーが夢の、遠い昔に感じますね。走馬灯で」と吐露した伯山。テレビやラジオでレギュラー番組を持っているが、基本的には家でリモート収録だという。「全然盛り上がらないですね。家にいると駄目ですね。リモートって大変なんですよ」と嘆きつつ、講談について語った。

 講談自体は4500席ほどあるが、そのうち自身の持ちネタは150ほど。パーソナリティーで放送作家の高田文夫氏(71)からこの機会に4500席全て覚えることを提案されると、やんわり拒否。「雑誌のインタビューとかでは『こういうときに稽古してこそプロです』みたいなことをと答えているんですけど、一切していないです」と打ち明けた。
 
 自粛要請に応じない人を誤った正義感や嫉妬心、不安感からSNSなどで攻撃する“自粛警察”が相次ぐが、毒舌で知られる伯山は発言には気を付けているという。「あんまり関わらないように。深夜のラジオも炎上しないように頑張っているんですよ」と伯山。
 
 これに対し、高田氏から「つまらなくなったよお前」と言われると「いやいや…リモートだと調子出ないのもあるんで、早くいろんな所に行きたいですよ」と、締めくくっていた。

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2020年5月18日のニュース