吉村府知事 スピード意思決定の信念「最後は責任は自分で取るということを前提に」

[ 2020年5月18日 13:36 ]

吉村洋文大阪府知事
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 大阪府の吉村洋文知事(44)が18日、TBS系「ひるおび!」(月~金曜前10・25)にゲスト出演し、府の政策のスピード感についての信念を明かした。

 MCの恵俊彰(55)から「とにかく早いですよね、判断が」と理由を聞かれ、吉村知事は「いろんな実務の方とか各専門家の方の意見を聞いて、物事を決めていっている」とプロセスを説明。その上で、「最終的に決定して物事を実行していくのを、特にこの緊急事態宣言で早くやらないと命取りになるので、最後は責任は自分で取るということを前提に進めていこうと」と明かした。

 3月には国が非公開扱いにしていた感染者予測のデータを、知事の独断で公開した。「非公表扱いという話だったけど、『何で非公開なの?』この重要な情報ほど、府民の皆さんや県民の皆さんにお伝えしなくちゃいけないんじゃないの?と。根回ししている時間なかったので、最後こっちが責任取るからオープンで出そうと。それが出発点ですね」と振り返った。

 恵から「あの後は怒られなかったんですか?」と尋ねられると、吉村知事は「実務方は大変だったとは思う。僕が直接言われることはないですけど。『何してるんだ』となったと思いますけどね。大阪府の実務方には迷惑かけてると思いますけど、重要な情報には間違いないと思ったので」と、実務の職員への心配りも忘れなかった。

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2020年5月18日のニュース