フランスの海でマスク+水着?パリ在住・辻仁成氏が予測「マスクの美学が炸裂しそう」

[ 2020年5月17日 18:53 ]

辻仁成氏
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 パリ在住の作家・ミュージシャンの辻仁成氏(60)が17日、自身のツイッターとウェブマガジンで、新型コロナウイルス感染拡大によるロックダウン(都市封鎖)が解除されたパリで、マスクをファッションに取り入れる動きがあることを伝えた。

 ツイッターでは、「フランスではすでにアフターコロナのファッションが話題になりはじめてます。その中でも女性たちが夏に向かって注目しているのが『トリキニ』、男性にはなんのことやらさっぱりですが、写真を見て納得!おお、さすが、ファッションのフランスですね、」とコメントした。

 「トリキニ」は元来、前方は1つの水着としてつながっているが、後ろから見ると2つのパーツのように見えるタイプのもの。この夏にはビキニの上下に加え、同じ柄のマスクが加えられたタイプが販売されるようで、辻氏はウェブマガジンに三つぞろいの写真を掲載した。

 パリではロックダウンこそ解除になったものの、地下鉄に乗車する際にはマスクの着用を義務づけられている。辻氏は「メトロでのマスク着用が義務になったこともあり、パリジャン、パリジェンヌにとってマスクは今や必須アイテム。おしゃれな彼らが毎日のファッションにどうマスクを取り入れるか、これから夏に向けて、パリジャン、パリジェンヌによるマスクの美学が炸(さく)裂しそうな予感です」と予測している。

 また辻氏は、フィリップ首相が国民に対し、7、8月にフランス国内に限りバカンスを認める発言をしていることに言及。「海辺も少しずつ開放されてきているようで、今のところまだ浜辺で長時間日焼けをしたりピクニックをするのは禁止ですが、それも、状況が良くなるようなら随時アップデートしていくとのこと。『バカンスのために働いている』と言って過言ではないほどバカンス命のフランス人にとって、これはかなり朗報です」とつづっている。

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2020年5月17日のニュース