みのもんた「衰え…感じたの」 ケンミンSHOW勇退決断のきっかけは免許証返納

[ 2020年2月17日 10:41 ]

みのもんた
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 タレントのみのもんた(75)が17日、TBSラジオ「伊集院光とらじおと」(月~木曜前8・30)にゲスト出演。07年から司会を務めてきた日本テレビ系「秘密のケンミンSHOW」(木曜後9・00)を3月いっぱいで「勇退する」と発表した理由の一端を明かした。

 午前10時すぎ、「おはようございます。今日は伊集院君とたっぷりキャバクラについてしゃべりたいと思います」と予告して登場。「久しぶりです、ラジオ。うれしいですよ。朝が苦手なもんでね。今日はキャバクラ特集だっていうんで来たんです」とジョークを連発した。

 「秘密のケンミンSHOW」についても「降板というか、降ろされたっていう…」と冗談を続けた後、経緯を説明した。

 きっかけは昨年8月22日の誕生日。運転免許証の更新手続きに出向いたが、当時は高齢者の自動車事故が高頻度で報道されていた。普段はスタッフに運転してもらっているが、自分でも「車を動かそうと思ったの、ちょっと。で、動かし方が分かんないわけ」と戸惑った。このためスタッフに「教えてくれよ」と相談。「自動車のキーあるでしょ。キーを持っただけで灯りが点いたり、動いたり、エンジンかかったりするわけよ。これは、もう、ついていけないな」と、テクノロジーの進歩を痛感して神奈川県警鎌倉署に返納した。

 「もう、使いませんから、運転しませんから」と免許証を返し、「(運転を)やめた時に衰え…感じたの。そうしたらね自分がしゃべっている言葉がね、凄く気になりだしちゃったの。まずテンポ感がない。間と緩急が出来ていない。自分で感じるようになっちゃったの」と仕事についても見つめ直したという。

 「秘密のケンミンSHOW」を制作する読売テレビは、みのについて「ご本人の御意向もあり、後進に道を譲られ、ご勇退されることになりました」としている。4月からは、爆笑問題の田中裕二(55)が新司会となり、久本雅美(61)とタッグを組む。

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2020年2月17日のニュース