吉本興業社長 さんま、松本人志からの言葉に涙「思いに応えきれていないことを反省」

[ 2019年7月22日 14:57 ]

会見をする吉本興業・岡本昭彦社長
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 所属タレントらが特殊詐欺グループとの間に行った闇営業に発する一連の騒動で、吉本興業の岡本昭彦社長が22日、東京都新宿区内で問題発覚後初めて記者会見に臨んだ。

 まず弁護士が午後2時から経過を説明したのに続き、同30分ごろに登壇。岡本社長は、「昨日の選挙が終わり大変忙しい中、お集り頂き申し訳ありません」と頭を下げた。「雨上がり決死隊」の宮迫博之(49)と「ロンドンブーツ1号2号」の田村亮(47)が20日に記者会見したのを受けて、「あんなにつらい思いをさせてしまい申し訳ない」と謝罪。「処分を撤回したい」と2人の契約解消を撤回するとし、「戻ってきてほしい」と述べた。

 会見中に「彼らの気持ちが受け入れてもらえるならば…すいません…」とタオルで涙をふき「同じテーブルで向かい合って、彼らの思いに耳を傾け、最善の解決策を一から考えて参りたいと思います」とコメントした。

 所属タレントとの遣り取りにも触れ「明石家さんまさんからは“芸人のことを考えてやってほしい”と。“もちろん会社の立場もあるだろうけど、もし解除するんだったら、俺が手伝ってもいいか”と話をしてくれました」といい「ダウンタウンの松本人志さんからは“そういう間違いを犯した芸人たちをサポートできるような環境をつくって。それは俺も手伝うから”とおっしゃっていただきました」と明かした。

 「その他、いろんなタレントさんや、大阪で頑張っていただいているベテランの方々から叱咤激励を受けました。会社としましてはこのような本当に素晴らしい芸人、タレントさんの思いに応えきれていないことを非常に反省しています」と告白した。

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