山田邦子 所属事務所残留へ前向き 騒動発端は後輩!?「有吉が悪いのよ」

[ 2019年5月21日 18:06 ]

芸能生活40周年記念舞台の稽古で独立騒動に言及した山田邦子
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 所属事務所との独立問題が明らかになったタレント・山田邦子(58)の芸能生活40周年記念公演舞台が22日午後、東京・新宿の紀伊國屋サザンシアターで初日の幕を開ける。21日夜の公開稽古前には山田が取材に応じ、39年間所属する太田プロダクションとは「今、話し合っている最中です」と騒動の経緯などについて説明。「うまく行けば、このまま。(事務所側が私にとって)いいようにしてくれるというので」と残留へ前向きな姿勢を示した。

 騒動の発端については、事務所の後輩でタレントの有吉弘行(44)を名指して、「有吉が悪いのよ。ラジオか何かで『山田邦子がやめるんじゃないか』みたいなことを言うから」と指摘。「事務所に(スタッフなどの)若返りっていうのがあって。それで、ちょっと私が愚痴ったら『やめるんじゃないか』となっちゃって」と続けた。

 4月27、28日には東京・歌舞伎座で40周年記念の「長唄杵勝会」があった。山田にとっては「杵屋勝之邦」を襲名する特別な公演だったが、「太田プロダクションの事務所スタッフには誰ひとりも観(み)てもらえなかったことがとても残念でした。この事は新しい令和の年に向けいろいろ整理が付く、出来事にもなりました。残念です」とSNSで明かしていた。しかし、今回の舞台は別のようで「事務所の人も4人は来ています」と強調。協力も得ているという。

 舞台は「山田邦子の門」と題して、芸能界の裏側を描くコメディー。山田は芸能プロダクションの社長を演じる。平成の終わりに迷走する事務所が、プロレス団体への新方針を打ち出し、周囲が巻き込まれていく。奇しくも山田は「(現実の騒動と舞台の)話が合っちゃったのよ。演じていて変な感じの毎日」と苦笑した。

 同劇場では29日まで上演。初日は藤原喜明(70)が飛び入りする。山田は「プロレスラーのお友達も毎日来てくれちゃう。連絡したら『明日(22日)だろう』って言ってましたから」と確認したといい、別の日には長州力(67)も来場する予定。「40周年は出し惜しみせずにいきたい」と力を込めた。そして、「有吉来なさい!う~ん、来て」と付け加えた。

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