NGT卒業発表の山口真帆「正しいことをしている人が損をしてしまう世の中であってはならない」

[ 2019年4月22日 08:30 ]

山口真帆 NGT卒業発表 ( 2019年4月21日 )

涙ながらに手紙を読んで卒業発表の思いを語るNGT48山口真帆(C)AKS
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 【山口真帆 あいさつ要旨】私、山口真帆はNGT48を卒業します。私はアイドル、そしてこのグループが大好きでした。だからこそ、このグループに変わってほしかったし、自分がつらかったからこそ、大切な仲間たちに同じ思いをしてほしくないと、全てを捨てる覚悟で取った行動でした。

 事件のことを発信した際、社長には「不起訴になったことで事件じゃないということだ」と言われ、そして今は「加害者だ」とまで言われていますが、ただメンバーを守りたい、真面目に活動したい、健全なアイドル活動ができる場所であってほしかっただけで、何をしても不問なこのグループに、もうここには私がアイドルをできる居場所はなくなってしまいました。目をそらしてはいけない問題に対して、“そらさないなら辞めろ。新生NGT48を始められない”というのが、グループの答えでした。だけど、この環境を変えなければ、また同じことが繰り返されると思い、今日までずっと耐え、最善を尽くしましたが、私にできたことはほんのわずかなことでした。私には人の命より大切なものが何か分かりません。

 正しいことをしている人が損をしてしまう世の中であってはならないと、私は思います。たくさんの方が私のために時間を使って支えてくれました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。このような形で卒業する形になってしまい、本当に申し訳ありません。

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