宝塚歌劇が10月値上げへ 舞台装置の高度化で

[ 2019年4月22日 16:56 ]

 宝塚歌劇団を運営する阪急電鉄は22日、宝塚大劇場(兵庫県宝塚市)と東京宝塚劇場(東京都千代田区)の座席料金を10月に始まる公演から一部値上げすると発表した。値上げは約5年半ぶり。音響や照明など舞台装置の高度化や、演出の多様化で公演にかかる費用が増えたためと説明している。

 最も高いSS席は1万2千円から1万2500円になる。S席は宝塚大劇場が8300円から8800円に、東京宝塚劇場が8800円から9500円にそれぞれ値上げされる。A席などその他の席は料金を据え置く。若手による新人公演はSSとS席がそれぞれ100円の値上げ。

 前回の値上げは2014年5月開始の公演から適用し、この1カ月前には消費税率が5%から8%に引き上げられた。今回の値上げは今年10月予定の消費税増税とは無関係で、増税後の料金変更も予定していないと説明している。

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2019年4月22日のニュース