舛添要一氏 腰痛の原因は全く別の場所にあった 一時は歩くこともままならず…

[ 2018年6月11日 21:22 ]

前東京都知事の舛添要一氏
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 前東京都知事の舛添要一氏(69)が11日放送のTBS医療バラエティー番組「名医のTHE太鼓判!」(月曜後7・00)に出演。歩行困難になるほど苦しんでいた腰痛を、人工股関節を入れて克服したエピソードを語った。

 20年間腰痛に悩まされ続けたという舛添氏。都知事時代に病院へ視察に行ったところ、整形外科の医師から痛みの根源は“股関節”にあることを指摘された。それは病気の原因部位とは全く別の部位に痛みが現れる「放散痛」の症状があらわれたのだという。すぐさまレントゲン撮ってみると、まさに言った通りの状況となっていた。

 検査の結果は「変形性股関節症」。関節の軟骨がすり減って骨と骨が接触し、股関節が変形して痛みや炎症を引き起こすというものだった。舛添氏は歩くこともままならないほど症状が悪化し、昨年7月に手術を受けた。自分の骨を切り捨て、チタン合金の人工関節に替えるという大手術の結果、痛みがウソのようになくなったという舛添氏。1年経った今では、走れるまでに回復した。

 ただ、人工関節は本来の関節に比べかみ合わせがやや浅く、脱臼の不安が大きいのだとか。特に入浴時に脱臼する人が多いようで、舛添氏は細心の注意を払っているとのこと。負担軽減のために浴槽の中へイスを入れることは欠かせないそうだ。

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2018年6月11日のニュース