加山雄三、船全焼後にハワイ訪問も…ホテルの部屋から1歩も出なかった理由明かす

[ 2018年6月11日 12:40 ]

歌手の加山雄三
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 俳優で歌手の加山雄三(81)が11日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月〜金曜正午)に出演。事実上のオーナーを務めていたプレジャーボート、4月1日に全焼した「光進丸」について語った。

 「光進丸」は静岡県西伊豆町の港で全焼し水没。当時、加山は沖縄でコンサートを行っていた。「地元の人たちが不眠不休で消火活動をしてくださった。感謝の気持ちでいっぱいです」と感謝を口にし、「原因は究明しましたが分かりませんでした」と説明した。

 「こんなことがあるんだな…。人生のターニングポイントになる、試されたなと思いました」と当時の心境を振り返り、「皆さん喜んでいただく素晴らしい船ではあったんですが、僕自身がもっと役に立つことができる残りの人生を過ごしなさいと言われた気がしました」と神妙な表情。「相棒を失って最悪の気持ちでしたが、自分よりもっときつい思いをしている方もいると思いますから。そういう方のために頑張っていきます」と前向きに語った。

 司会の黒柳徹子(84)から「(船炎上後に訪れた)ハワイではホテルから1歩も出なかった?」と問われると、加山は「前もって予定が入っていた仕事で行ったんですけど、(コンサートの)シークレットゲストということだったので。『(部屋から)出るな』と言われて」と苦笑い。「ハワイのいいところにいるのに部屋から1歩も出られなかった。滞在があと2日ぐらいになったときに、『(加山が出演することを)皆さん知っている』となって、やっと部屋から出ることができた」と気落ちしていたわけではないことを明かした。

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2018年6月11日のニュース