嵐・二宮和也主演「ブラックペアン」第8話は16・6% 急上昇で自己最高更新!今期トップ奪取

[ 2018年6月11日 09:20 ]

「ブラックペアン」に出演する竹内涼真(左)と葵わかな
Photo By スポニチ

 嵐の二宮和也(34)が主演を務め、ダークヒーローぶりが話題を呼ぶTBS日曜劇場「ブラックペアン」(日曜後9・00)の第8話が10日に放送され、平均視聴率は16・6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが11日、分かった。物語も最終章に突入し、自己最高を更新。今クールの民放連続ドラマで1位の数字を叩き出した。

 初回13・7%で好スタートを切ると、第2話=12・4%、第3話=12・1%、第4話=13・1%、第5話=13・4%、第6話=13・0%、第7話=13・0%と高水準で推移していた。前回から一気に3・6ポイントの急上昇。テレビ朝日「特捜9」(水曜後9・00)の初回16・0%を上回り、今クールトップに躍り出た。最終回まであと2回、テレ朝の刑事ドラマ3本を猛追し、期間平均でも今クール1位を狙う。

 医師で作家の海堂尊氏の小説「新装版ブラックペアン1988」(講談社文庫)が原作。シリーズ累計150万部を超え、映画化・ドラマ化もされた「チーム・バチスタの栄光」の原点となる人気作。嫉妬渦巻く大学病院を舞台に、医学の限界や大きな権力に立ち向かう男たちの生き様を熱く描く。

 二宮は傲慢な性格と言動で「オペ室の悪魔」と呼ばれ、ヒラ医局員だが、手術成功率100%を誇る孤高の天才外科医・渡海征司郎を“怪演”。新たなダークヒーローを生み出した。タイトルの「ブラックペアン」とは真っ黒なペアン(止血用鉗子)を指す。脚本はTBS「小さな巨人」などの丑尾健太郎氏ら。演出は「下町ロケット」「陸王」や映画「祈りの幕が下りる時」などの福澤克雄氏を筆頭に、田中健太氏、渡瀬暁彦氏の3人が務める。

 共演は竹内涼真(24)葵わかな(19)倍賞美津子(71)加藤綾子(32)加藤浩次(48)市川猿之助(42)小泉孝太郎(39)内野聖陽(49)ら豪華キャストが勢揃い。主題歌は小田和正(70)の「この道を」。第8話には原作者の海堂氏も東城大に所属する医師の1人としてエキストラ出演した。

 第8話は、厚生労働省主導の下、開発された最先端の手術支援ロボット「カエサル」治験も最終段階。外科学会理事会でカエサルのお披露目の手術を帝華大と東城大の合同で行いたいと西崎(市川)が佐伯(内野)に申し入れる。合同と言いながらも、帝華大主導となり、東城大には何のメリットもないと判断した佐伯は西崎が執刀医となることを提案。合同チームには渡海、高階(小泉)世良(竹内)も加わることになった。一方、手術中に佐伯が器具を落とすミスを犯し、渡海や世良らは違和感を覚える。その後、学内でも、佐伯が大学を不在にすることが増えたと話題になり…という展開だった。

続きを表示

2018年6月11日のニュース