渡部陽一氏 理想のひげはチェ・ゲバラ「年を重ねて伸ばしていきたい」

[ 2017年9月26日 20:04 ]

映画「エルネスト」のトークショーを行った渡部陽一氏
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 戦場カメラマンの渡部陽一氏(45)とタレントの吉木りさ(30)が26日、日本・キューバ合作映画「エルネスト」(監督阪本順治、10月6日公開)の公開直前イベントとして都内でトークショーを行った。

 キューバ革命の英雄チェ・ゲバラからファーストネームのエルネストを授かった日系ボリビア人フレディ前村の半生を描く実話に基づく物語。何度もキューバを訪れたことのある渡部氏は、「フイルムの持っている影の美しさを際立たせ、自分が向き合った瞬間に“一撮入魂”でシャッターを切る。その魅力に学ぶことがたくさんあった」と、写真家としても知られたゲバラに影響を受けたことを力説した。

 実はトレードマークのひげもゲバラを意識しているそうで、「はやし方にあこがれます。もみあげとつながるか分からないけれど、年を重ねて伸ばしていきたい」と意欲。吉木は、「ベレー帽に星がついたら、完璧ですよ」と太鼓判を押した。

 その吉木はゲバラについて、「教科書でなんとなくと、Tシャツのデザインなどファッション的なことでしか知らなかった」と苦笑い。それでも映画を見て、「いろいろと調べたら、戦闘が終わった後に味方だけではなく、敵軍も治療していたという素晴らしいエピソードがあって、国を超えて人を愛する人なんだと感動しました」としみじみ話していた。

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2017年9月26日のニュース