西梅田劇場へ いらっしゃ〜い!大阪駅前に吉本の新拠点オープン

[ 2017年9月26日 05:58 ]

「よしもと西梅田劇場」のセレモニーで「いらっしゃーい」と来場を呼び掛ける桂文枝(左)と西川きよし
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 吉本興業11館目の演芸場「よしもと西梅田劇場」が25日、大阪市北区の西梅田スクエア(大阪中央郵便局跡地)で開業し、桂文枝(74)、西川きよし(71)、中田カウス・ボタンら同社所属芸人が参加した盛大なオープニングセレモニーが行われた。うめだ花月が2008年に閉館となっており、キタの梅田地区での同社演芸場復活は9年ぶり。

 文枝は03年に閉館した旧うめだ花月で師匠の故五代目桂文枝さんの落語を聞いた直後に同社社員から吉本入りを誘われた思い出を披露。きよしも「妻(西川ヘレン)と知り合ったのも(旧)うめだ花月やった…」と語りだすと、文枝が「これは時間が1時間あっても足りまへんなあ」と制止し、きよしを悔しがらせる場面もあった。

 最後はステージ上で音頭をとった文枝の決めぜりふに合わせ、芸人らが全員で「西梅田劇場へ、みなさん“いらっしゃ〜い!”」と連呼。新劇場の門出を祝い、成功を祈った。

 今後、同日から老朽化による改修のため約3カ月間の休館に入ったミナミの「なんばグランド花月」(NGK)がリニューアルオープンする12月21日の前日まで「限定!おでかけなんばグランド花月」と題して、芸人によるお披露目公演を毎日実施。以降もさまざまな公演を行う。

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