ろくでなし子 再び一部無罪 女性器データ提供で

[ 2017年4月13日 14:16 ]

 自分の女性器の立体データを提供したなどとして、わいせつ電磁的記録頒布などの罪に問われたペンネーム「ろくでなし子」の漫画家五十嵐恵被告(45)の控訴審判決で、東京高裁(秋吉淳一郎裁判長)は13日、一審東京地裁判決と同様、一部を無罪とした上で罰金40万円を言い渡した。

 五十嵐被告は2013〜14年、女性器の形状を3Dプリンターで再現できるデータを第三者に配ったほか、東京都文京区のアダルトショップで、女性器をかたどった石こうに着色や装飾を施した作品3点を展示した。

 一審判決は、立体データについて「女性器の形状がリアルに再現されて生々しい」とわいせつ性を認める一方、作品展示はわいせつ物陳列罪に当たらないと判断した。被告側、検察側双方が控訴していた。(共同)

続きを表示

2017年4月13日のニュース