元アイドルグループで活躍「目に見えない障害を持った子たちを見守ってほしい」

[ 2017年3月17日 20:52 ]

 80年代から90年代にかけて活動したアイドルグループ「パンプキン」の小川真澄さん(44)が17日に放送されたTBS「爆報!THE フライデー」(金曜後7・00)に出演。現在の暮らしぶりが紹介され、「私が障害のある子にしてしまった」と次女が後天的な知的障害を抱えることとなった経緯を明かした。

 1980〜90年代に放送されていたフジテレビのバラエティ番組「志村けんのだいじょうぶだぁ」に出演するなど、“バラドル”としても活動。所属していた「パンプキン」は93年に解散。その後、小川さんは芸能界を引退した。

 2度の離婚を経て、島根県のタイヤ販売所の経理として働きながら、最初の夫との間に生まれた3人の娘の子育てに奮闘する日々。次女には後天的な知的障害(中度)があり、人とのコミュニケーションが苦手で現在は養護学校に通っている。

 次女は生後半年で髄膜炎に。緊急入院し、一命をとりとめたものの、障害を抱えることとなり「もっと早く何かしてあげていれば、たぶん障害は残っていない。悔やんでも悔やみきれない」と涙を流した。

 最初の夫とは子育てで衝突し、30歳でシングルマザーに。34歳で再婚も後に離婚。養護学校での面談で「お母さんが手を離さないと自立できませんよ。娘さんには力があります。一人でやらせてみましょう」と指導され、現在では「甘やかさないことがためになる」と可能な限り手を貸さず、次女は歯磨きから学校の支度、電車通学、一人で買い物に行けるまでに成長。一般企業への就職を目指し、猛勉強に励んでいるという。

 小川さんは「目に見えない障害を持った子たちを見守ってほしい」との思いから出演を決意したといい、番組では勤務先のタイヤ店の社長と3度目の結婚をしたことも明かされた。

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2017年3月17日のニュース