29年ぶりサイン会 X JAPAN 映画ヒット受け7月に国内で6公演

[ 2017年3月17日 15:31 ]

 X JAPANが17日、都内でドキュメンタリー映画「WE AREX」のオリジナル・サウンドトラック大ヒット記念の緊急プレミアムサイン会を開催。バンドの日本国内でのサイン会はメジャーデビュー前の1988年4月以来およそ29年ぶりとなる。

 映画の公開と同時に発売されたサウンドトラックは「UK Top 40 RockAlbum」で初登場1位を獲得。全英アルバム・チャートでも27位を獲得し、サウンドトラック・チャートでは3位を記録した。日本をはじめ、香港やシンガポールなど9カ国のiTunesチャートで1位を獲得するなど、大ヒット中だ。

 今回のイベントは大ヒットを記念し、急きょ決定したもの。抽選で当たった300人のファンの前に立ったYOSHIKI(年齢非公表)は「お集まりいただいてありがとうございます。29年ぶりに帰ってこられて嬉しい」とあいさつ。メジャデビュー後の発のサイン会となるが、YOSHIKIから「29年後やると思った?」とToshl(51)に呼びかけると、「29年後のことは思ってないでしょ?」と返し、会場は笑いに包まれた。

 YOSHIKIから「29年前のサイン会にまさか来た人いる?」と会場のファンに呼びかける場面もあり、その姿を発見すると、メンバーは笑顔。YOSHIKIは「大して重大じゃない。もっと重大ものも近々ある」といいながらも「(映画大ヒットに)感謝の気持ちを込めて、世界ツアーやっちゃおうじゃないか」とワールドツアーを発表。「とりあえず日本」と国内ツアーを明かすと、詰めかけたファンからは歓声が上がった。

 今回のワールドツアーは映画の大ヒットを受けて決定したもので、「WORLD TOUR 2017 XJAPAN」として題し、日本でも7月11、12日の大阪城ホール、同14日から17日までの横浜アリーナで全6公演が決定した。国内ツアーは2015年12月以来、1年半ぶりとなる。

 今後、米国公演などが順次発表されるという。また、国内ツアーへの終戦申し込みができるシークレットコード入りの「WE AREX」カードを映画入場者にプレゼントするキャンペーンを27日から実施。18日から26日にもメンバー全員のサイン入り映画ポスターが当たるプレゼントキャンペーンも実施されることも発表された。

 映画は1997年の解散や、98年のhideさんの急死、07年の再結成、11年のTAIJIさんの死など、まさに波瀾(はらん)万丈のバンドの軌跡が描かれている。

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2017年3月17日のニュース