「べっぴんさん」第15週平均は20・6% 13週連続大台超え 

[ 2017年1月16日 10:00 ]

「べっぴんさん」主演の芳根京子
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 女優の芳根京子(19)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「べっぴんさん」(月〜土曜前8・00)の第15週の平均視聴率は20・6%(ビデオリサーチ調べのデータを基に算出、関東地区)だったことが16日、分かった。13週連続で20%の大台を突破した。

 週平均は第1週=20・0%、第2週=19・8%、第3週=20・3%、第4週=20・1%、第5週=20・3%、第6週=20・8%、第7週=21・0%、第8週=20・5%、第9週=20・6%と推移、第10週=20・9%、第11週=20・9%第12週=20・9%、第13週=20・9%、第14週=20・1%と推移。第2週の大台割れから13週連続で大台突破と、好調をキープしている。

 各日の番組平均は9日=20・2%、10日=21・4%、11日=20・7%、12日=21・1%、13日=20・5%、14日=19・8%。

 昭和時代の神戸、大阪を舞台に、ヒロイン・坂東すみれ(芳根)が戦後の焼け跡の中、娘や女性のため、子ども服作りにまい進する姿を描く。モデルはアパレルメーカー「ファミリア」創業者の1人、坂野惇子。

 朝ドラ通算95作目。脚本はフジテレビ「ファースト・クラス」などで知られる渡辺千穂氏(44)。演出は梛川善郎、新田真三、安達もじりの3氏。主題歌「ヒカリノアトリエ」はMr.Childrenが書き下ろした。4月1日まで全151回。

 第15週のタイトルは「さくら」。すみれ(芳根)は靴職人の麻田(市村正親)のもとを訪れ、娘のさくら(粟野咲莉)の入学式用の靴を作ってもらえないかと頼む。麻田はすみれの注文を引き受けるが、実はある悩みを抱えていたのだった。一方、子供服店・キアリスでは、急激に売り上げが落ちるという事態が起きていた。原因は分からないままだったが、ある日キアリスの商品の偽物が出回っているという情報が入り、真意を探ろうとすみれたちは、その店に乗り込んでいく…。そして時代は進み、昭和34年。キアリスは10周年を迎え、全国的に知れ渡る企業に成長。すみれは客の対応に追われ日々忙しく働いていた。すみれの娘・さくら(井頭愛海)と君枝(土村芳)の息子・健太郎(古川雄輝)は15歳になっていた。ある日、さくらと健太郎の高校入学祝いが開かれるが、さくらと健太郎は良子(百田夏菜子)の息子・龍一(森永悠希)に連れられ、ジャズ喫茶「ヨーソロー」を訪れる。さくらはママの大村すず(江波杏子)、アルバイトの山本五月(久保田紗友)、そしてプロを目指すドラマーの河合二郎(林遣都)と出会う。二郎に恋心を抱いたさくらは本気で演奏する姿を見ようとナイトクラブを訪れ…という展開だった。

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2017年1月16日のニュース