小日向文世 冬の川で暖を取るためにとった思わぬ方法に共演者ドン引き

[ 2017年1月16日 20:58 ]

映画「サバイバルファミリー」の完成披露に出席した小日向文世
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 俳優の小日向文世(62)が16日、主演映画「サバイバルファミリー」(監督矢口史靖、2月11日公開)の都内で行われた完成披露試写会で、共演の深津絵里(44)、泉澤祐希(23)、葵わかな(18)、矢口監督とともに舞台あいさつに立った。

 タイトル通り、突然すべての電気が使えなくなった日本で生き残るために自転車で東京から鹿児島を目指す家族の奇想天外な物語。4人は全編にわたって汗だく、泥まみれの姿をさらすが、小日向は11月末に3日かけて静岡・天竜川を泳いで渡るシーンを挙げ「溺れそうになるし、ウエットスーツは着ているけれど、すき間から冷水が入ってきて死ぬかと思った」と恨み節。他の3人も同意したものの、「寒いからおしっこがしたくなって、それがウエットスーツに広がりなんて温かいんだろうと思った」という父の告白には、全員が引き気味だ。

 深津は、100キロほどもあるブタを捕獲するシーンで「体験したことがないので、自分で何をしているんだろうと思いながらやっていた」と苦笑い。だが、泉澤が食べ「激マズでした」というネコ用缶詰を自ら試食し、「ちょっと塩分は強かったけれど、食べられました」と驚異的なサバイバル能力を発揮した。

 これには矢口監督も、「待ち時間は武士の如く無言で座っている。これから大変なことが起こると分かっていて、小日向さんは慌てているのに、くるならこいという感じ。タフさと何でも食べられるのは必要な要素」と太鼓判。もっとも体を張ったと主張する小日向は「かなり最初の方で倒れるタイプ」と断罪され、「深津さんは食べることにどん欲なだけだよ」と意義を唱えた。

 写真撮影では男性陣が自転車をこぎ、女性陣がハンドルを回す発電機でタイトルの看板を点灯の挑戦。小日向は大黒柱ということで、他のメンバーの2倍の発電を求められたが、接触不良でなかなかつかずに泉澤と交代する一幕も。それでも、息も絶え絶えになりながら「マジで(ひざが)ガタガタ。撮影でもいろんなことをやらされて体を張りました。セリフも少ないので分かりやすい映画なので楽しんで」とアピールしていた。

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2017年1月16日のニュース