盛岡文士劇 来年1月初の東京公演 井沢氏から内館氏に“ダメ出し”も

[ 2016年12月27日 17:12 ]

「盛岡文士劇」東京公演の取材会に出席した(左から)平野啓一郎氏、ロバート・キャンベル氏、内館牧子氏、井沢元彦氏、金田一秀穂氏
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 作家らによる舞台「盛岡文士劇」の初の東京公演(来年1月28、29日、紀伊國屋ホール)を前に27日、都内で取材会が行われた。

 同舞台に出演する作家の井沢元彦氏(62)、脚本家の内館牧子氏(68)、言語学者の金田一秀穂氏(63)らが出席。井沢氏は「内館さんは自分の脚本だと一字一句替えさせないのに、アドリブばかり」と苦笑。内館氏は「自分が書く時は長いセリフをよく使うが、それがいかに大変だったかよく分かった。女優にはなれないなと思った」と話し、笑わせた。

 文士劇とは、ふだん文章で物語をつづる作家が舞台に立ち、演じる“素人芝居”だが、表現者が違う表現方法に挑戦することに不思議な魅力があると人気。同公演は、これまで盛岡で22回上演され、同地の冬の風物詩となってきた。

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2016年12月27日のニュース