向井理 堤監督土下座のムチャブリ主演映画に自信「荒唐無稽実現できた」

[ 2016年11月15日 19:52 ]

映画「RANMARU 神の舌を持つ男」の完成披露イベントに出席した向井理(左)と堤幸彦監督

 俳優の向井理(34)が15日、主演映画「RANMARU 神の舌を持つ男」(監督堤幸彦、12月3日公開)の都内で行われた完成披露イベントに出席した。

 「1夜限りのゴージャスナイト」と題され、向井をはじめ共演の木村文乃(29)、佐藤二朗(47)、木村多江(45)、市原隼人(29)はタキシードとドレスの正装。連続ドラマを含め、約5カ月にわたって“絶対舌感”を持つ男・朝永蘭丸を演じてきた向井は、「皆が同じ方向を向いて走って作り上げた作品。ギャグもたくさんあるけれど、骨太な社会派のメッセージが含まれている。誇らしい気持ちです」と自信のほどをうかがわせた。

 だが、ヒロインの木村文乃は「大変でした。台本に書いていないことばかりで、だいたいが監督のムチャブリだった」とチクリ。映画から参加の木村多江も、「“欧米かってツッコんで”とか、あまりの大変さで長いことやっているけれど久しぶりにしびれる現場だった」と振り返り、堤監督は何度も土下座して謝った。

 それでも、20年来温めてきた構想が実現した堤監督は満足げで、「5年くらいかけてシノプシスをつくって、正直言うと15年くらい忘れていた。でも、やれることは全部やって見応えのある作品になった」とジョーク交じりにアピール。向井も、「前々から掲げていた荒唐無稽というスローガンをやっと実現することができた。今までにないエンターテインメントになっています」と力強く語った。

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