全番組降板の長谷川豊アナ、炎上2週間を振り返る「今はとても心が穏やか」

[ 2016年10月6日 13:46 ]

長谷川豊アナウンサー
Photo By スポニチ

 人工透析患者を批判する文章をブログに書き込み、テレビの全レギュラー番組を降板することになった元フジテレビでフリーの長谷川豊アナウンサー(41)が6日、自身のブログを更新。降板のきっかけに「ネットによる攻撃」があったとし、悪意あるネットユーザーへ「ご覧のように僕はテレビの仕事を失いました」と報告、関係者へは感謝の気持ちをつづった。

 ブログでは「一緒にこの僕の2週間を振り返ってみませんか」と騒動の経緯についてあらためて説明。さらに、テレビ大阪「ニュースリアル」降板のきっかけとなった番組スポンサーへの大量の抗議メールは「先頭に立つ『ごく数人』のゲーム感覚の人間か、歪んだ(自称)政治運動家たち」によるネット上での拡散によって生じ、さらにTOKYO MX「バラいろダンディ」でも、「テレビ上に出ている人間を引きづり降ろすまでがゲームの人たち」というゲーマーによる圧力があったことなどを記した。

 経緯を赤裸々につづった理由に「僕を応援してくれた全ての人には、僕は情報はオープンにすると決めていること」、「改めて皆さんに今のこのネット社会の現状を知って欲しいと感じたこと」の2点を挙げた長谷川アナ。すべてのレギュラー番組の降板が決まった現在の心境については「けっこうスッキリしています。アナウンサーが言葉でミスったのです。降板は当然かと。不思議ですね。今はとても心が穏やかです」と吐露した。

 また、自身が「ゲーマー」と表現するネットユーザーへは「乗っかって、僕を叩いて、ご覧のように僕はテレビの仕事を失いました。君らがネットにうっ憤を晴らすしかできなくなったのは、社会のせいじゃない。君ら自身の性格や努力不足のせいだ」との指摘も。最後は「下らないネットいじめに乗っかって、必死にパソコンを打つの、いい加減もう辞めときな。一緒に社会保障の改善策、考えようぜ。みんなならすごいアイデア出せる。必ず」とメッセージを送った。

続きを表示

2016年10月6日のニュース