デーモン閣下 豊ノ島の親友・琴奨菊祝福場面が「ベストシーン」

[ 2016年1月25日 05:30 ]

花道で出迎えた豊ノ島(右)と握手する琴奨菊

 芸能界一の相撲通、デーモン閣下はNHK「サンデースポーツ」で琴奨菊に直接、「来場所は綱獲りということになりますね」とエールを送った。

 また、最も感動したのは、初優勝を決めた後、花道で同期の豊ノ島が琴奨菊を迎えたシーンだったと明かした。唯一黒星をつける勝負の非情を演出した親友の祝福に「今場所のベストシーン。いろいろなものがたくさん詰まった優勝でした」と感激の面持ちで話した。

 ▼やくみつる氏(漫画家) 口には出さないが、日本出身力士の優勝を待ち望んでいた人間が相当いたのではないか。自分もしみじみと感慨にふけった。今の横綱3人は立ち合いに変化が多いが、琴奨菊戦では真っ向勝負をしてくれたのは、幸運だった。今回の優勝は決して、モンゴル時代の終わりではない。ほかの日本出身の力士も琴奨菊の姿をみて、やればできるとの気持ちで戦ってほしい。

 ▼杉山邦博氏(元NHKアナウンサー) よくやってくれた。80以上もある相撲の決まり手の中で、脇目もふらず、不器用と言われても「がぶり寄り」しかないという相撲に徹し、優勝という大きな花を咲かせた。年齢の問題もあり、横綱昇進のチャンスはあまりないが、春場所に向けてファンの期待に応えてほしい。

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