「ミス日本」松野さん“父似コンプレックス”解消「少しは自信が…」

＜第４８回ミス日本コンテスト２０１６＞ミス日本グランプリに輝いた松野未佳さん

ミス日本コンテスト２０１６

（1月25日 東京・新宿　京王プラザホテル）
　ミス日本グランプリとして名前が呼ばれた瞬間、維新の党・松野頼久代表の次女で慶応大２年の松野未佳さん（２０）は父似の顔をくしゃくしゃにして喜んだ。くっきりした目鼻立ちで、かつては父似と言われることがコンプレックスだった。だが今回“美の頂点”に立ったことで「少しは自信が持てそうです」と照れくさそうに笑った。

　父、そして労働大臣などを歴任した祖父の松野頼三氏に憧れ、将来の夢は政治家になること。その原点は祖父が地元・熊本での風景だった。「皆さん祖父を見ると親しげに近づいてきてくださって。それを見て愛されている人なんだな、ああいう風になりたい」と思ったという。

　ただ、思いは政治家へ一直線というわけではなく「一度社会経験を積み、自分がどんな形で社会のお役に立てるのか改めて考えたい」とも考えている。「これから１年間たくさんの方と関わらせていただいて、自分に何ができれば一番お役に立てるか考えたいと思います」と顔を引き締めた。