松本明子、放送禁止用語事件で極貧生活…内緒で先輩の衣装売った過去

[ 2016年1月25日 20:48 ]

松本明子

 タレントの松本明子(49)が25日放送のテレビ朝日系「しくじり先生 俺みたいになるな!!3時間SP」(月曜後7・00)に出演。自己中心的で空気が読めない性格が災いして芸能界を2年間干され、さらに一人息子からは3年間無視された過去を明らかにした。

 オーディション番組「スター誕生」の決戦大会に合格し、1983年に清純派アイドル歌手としてデビュー。事務所での寮生活をスタートさせた。しかし、寮内で全裸で過ごすなど自己中心的なふるまいから事務所の女性タレントからは総スカン。そして最大のしくじりは、テレビとラジオの共同スペシャル番組の生放送中に放送禁止用語を3回連呼したことだった。「ウケるのではと。よかれと思って言ってしまった」とKYさが日本芸能史に残る事件につながってしまったと説明した。

 仕事がなく極貧生活を送る中で、寮の物置に放置されていた先輩歌手たちの衣装や私物をフリーマーケットで売ってしまったことも告白。周囲から怒られても「なぜそんなに怒っているの」としか思えなかったという松本が「49年生きてきて、初めて自分が自己中心的な人間だと自覚した」のが現在中3の息子の存在だったという。

 思春期の息子に愛情のゴリ押しを続けたことで、「もう俺に触るな」と言い渡され、3年間、口をきけない状態。そこでようやく「自分がどういう気持ちになるのかではなく、相手がどういう気持ちになっているのか」を考えるようになったという。そして迎えた昨年の母の日に息子から「ありがとう」と書かれた手紙が。松本は「息子から大事なことを気づかせてもらった」と、最後は母の顔でしみじみと語っていた。

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2016年1月25日のニュース