猫を愛でるだけの異色作「猫とコワモテ」田中要次は連ドラ化希望

[ 2015年12月11日 15:33 ]

「猫とコワモテ」に主演する田中要次(C)BSジャパン

 俳優の田中要次(52)が猫をかわいがるだけの異色作「猫とコワモテ」が来年1月2日午後11時からBSジャパンで放送される。

 家族に飼い犬の世話を押しつけられている超コワモテのおっさん・犬飼健三(田中)が、日本各地に実在する愛くるしい猫たちを、ひたすら愛(め)でるという「猫萌えドラマ」。猫の動きは予想がつかないため、台本は複数パターンを用意。実生活で猫を3匹飼う田中が抜群のアドリブを披露する。

 田中は「基本的にほとんどしゃべらない役で、表情と動きで気持ちを表現しなくてはいけないので、それはそれで難しいですね。最初はセリフがなくて楽だ~と思っていたんですけど」と笑いながら「訪ねるお店は実際にあるお店なので、ドラマとドキュメンタリーの間をうまいこと行きたいですね」と意気込んでいる。

 猫の魅力を人間の女性に例え、それが脚本に反映されたという。「僕のフェティシズム的な部分はまだそんなに出ていないんですけど、禁断さがあるともっと盛り上がると思います。連続ドラマ化したら、そういう部分も見えてくるんじゃないですかね。連ドラ化するといいですね」と“続編”を希望した。

 メガホンを執る同局の太田勇氏は「猫がかわいいのはもちろんですが、かわいい猫を愛でる犬飼さんもかわいく見える、そんなドラマを目指しています。ドラマですが、実際にいる看板猫やお店でロケをさせていただいています。なので、この放送をご覧になった後に『あ、明日、会いに行こうかな』と思っていただけると、うれしいです。動物相手の撮影なので、うまくいかないことだらけですが、ハプニングもドラマに取り入れていって、今、世の中にあるペット番組とは違う新たなジャンルを作れると確信しています」と話している。

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