「酒場放浪記」吉田類が「下町ロケット」でドラマ初挑戦「未知の惑星」

[ 2015年12月11日 06:00 ]

TBS日曜劇場「下町ロケット」でドラマ初出演する吉田類。サヤマ製作所の初代社長を演じる(C)TBS

 「酒場詩人」としておなじみの作家でタレントの吉田類がTBS日曜劇場「下町ロケット」(日曜後9・00)でドラマ初出演する。20日放送の最終回に登場。「ただひたすら夢中でチャレンジさせてもらいます。人生で初めてのことです。未知の惑星に降り立つような緊張感と期待感に心ときめかせております」と意気込んでいる。

 人工弁や人工心臓をテーマにした後半パート「ガウディ計画編」は、佃製作所の佃航平(阿部寛)とサヤマ製作所の椎名直之(小泉孝太郎)の両社長のバトルが見どころ。吉田が演じるのはサヤマ製作所の初代社長・椎名直久。直之の亡くなった父であり、一代で同製作所を興した経営者。強引な手法で仕事を取るスタイルの直之に影響を与える重要な役どころとなる。

 BS―TBS「吉田類の酒場放浪記」(月曜後9・00)で独特な世界観を披露し“新・月9の顔”とも呼ばれるほどの吉田。酒の世界を離れ、日曜夜9時に場所を移し、お茶の間にどのような演技を届けるのか、注目が集まりそうだ。

 吉田は「下町の小さな工場が実は世界の先端技術の一翼を担っていることは僕たちの誇りでもあります。『酒場放浪記』でも数多くの下町工場にお邪魔させてもらっています。そんな下町パワーを応援させていただけたら、大変うれしく思います」と喜んでいる。

 伊與田英徳プロデューサーは「ひょうひょうとしながらも芯の強い語りが脳裏に染み付いて離れない。自然体なのに、この説得力はどこから来るのだろうかと思っておりました。その芯の強さ、説得力が、椎名の父親役に合うように思えて、思い切ってオファーしてみました」と起用理由を説明。

 「どんなふうに、この役と向き合ってもらえるのかワクワクしています。私が今、最もお会いしたい方です。楽しみです」と期待している。

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2015年12月11日のニュース