山田裕貴 悪くて暗いトーンの役に満足げ「自分の素に近い」

[ 2015年8月1日 13:00 ]

「闇金ドッグス」の初日舞台あいさつを行った(左から)冨手麻妙、高岡奏輔、山田裕貴、津田寛治、青木玄徳

 若手俳優の山田裕貴(24)が1日、主演映画「闇金ドッグス」の初日舞台あいさつを東京・新宿武蔵野館で行った。

 山田は、映画「ガチバン」シリーズで過去に2度演じた不良の役で、今回はやくざの組長に“昇格”。「僕は明るい役がすごく多いけれど、こういう悪くてトーンの暗い役の方が落ち着くというか、素に近いのかなと思う。演技の幅を広げてくれる役です」と待望の公開に感慨深げな表情を見せた。

 敵対する役どころの高岡奏輔(33)は、「たたずまいがビッとしていて、しっかり腰が据わっている。ただのイケメン俳優じゃない。僕も楽しんで演じさせてもらった」と絶賛。山田は、「“クローズ”や“ルーキーズ”を友達と見に行って血をたぎらせてマネしていた人。初日のシーンではたばこを持つ手が震えていた。ありがとうございます」と感謝した。

 そして、「ハードな映画ですが、生きることがつらく苦しくてもあきらめない、逃げない、曲げないキャラクターたちのハートが感じられると思う。リアルなものを感じて、明日もしっかり生きようと思ってもらえれば」とアピールしていた。

 舞台あいさつにはほかに津田寛治(49)、冨手麻妙(21)、青木玄徳(27)が登壇した。

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2015年8月1日のニュース