任天堂の岩田社長が死去 55歳の若さで 「ニンテンドーDS」を世に出す

[ 2015年7月13日 09:04 ]

亡くなった岩田聡社長(05年撮影)

 任天堂は13日、岩田聡社長が胆管腫瘍のため11日に死去したと発表した。55歳だった。北海道札幌市出身。同社によると、体調を崩して入院、容体が急変したという。

 葬儀・告別式は17日午後1時から京都市左京区岡崎天王町26、岡崎別院で。喪主は妻佳代子(かよこ)さん。

 高校時代からコンピューターに興味を持ち、独学でプログラムを勉強。東京工大卒業後は任天堂で「ゴルフ」「ピンボール」「バルーンファイト」などファミコンゲームのプログラムを担当。2000年に任天堂の取締役経営企画室長、02年に社長に就任。04年に携帯ゲーム機「ニンテンドーDS」を発売、「Wii(ウィー)」とともに大ヒットにつなげた。

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2015年7月13日のニュース