宮脇咲良 AKB次期エース本命視のワケ たかみな絶賛「頭がいい」

[ 2015年7月13日 08:30 ]

宮脇咲良

 AKB48の次期エースの本命はHKT48・宮脇咲良(17)だ。

 現在のエースは、今年の選抜総選挙で1位になった指原莉乃(22)、もしくは昨年1位になって以来ずっとグループをけん引してきた渡辺麻友(21)。その下にエース候補としてSKE48の松井珠理奈(18)、NMB48の山本彩(21)、AKBの島崎遥香(21)らがいるが、関係者の間では「今、最も勢いを感じるのは宮脇」と言われている。

 2012年から総選挙に参戦し、47位、26位、11位と着実にステップアップして、今年はついに7位に。メディアへの露出が多く知名度も高い島崎(9位)を早くも超えてしまったことに関係者は衝撃を受けた。

 ファンだけではなくメンバーの間でも宮脇に対する評価は高い。

 HKT劇場支配人として宮脇の育成に努めてきた指原は総選挙後のコンサートで、他のメンバーから「メンバーの中で一番の宝物は?」と問われ「それは咲良しかいない」と即答した。兒玉遥(18)らHKTのメンバーが勢ぞろいする中で、全員に気を使うべき支配人があえて直言したところに宮脇に対する期待の絶大さがうかがえる。

 グループ総監督の高橋みなみ(24)は宮脇について「勢いが凄い。“希望的リフレイン”で(渡辺と)ダブルセンターを務め、“マジすか学園4”で主演も務めた。プロ意識の塊で、性格的に芸能人に向いている。凄く頭がいいけれど、だからと言って人に嫌われるような大人っぽさがなく、無邪気さ、可愛さがある。バランス的に最強のアイドル」と絶賛している。

 宮脇は今月8日に初めての写真集「さくら」を発売。翌9日には都内の書店で発売記念の握手会を開いたが、この際の記者会見が興味深かった。

 総選挙7位の結果を受け「これからAKBを引っ張って行く意気込みは?」と問われると「私の実力ではまだまだ引っ張っていけません。今年は10周年なので、よりたくさんの人に愛されるAKBになればいいと思います」と謙虚に答えた。

 一昨年の総選挙では「ライバルはさっしー(指原)」と言い放ち、今年はさらに踏み込んで「AKBを壊したい」と発言した。その流れからすると、初写真集発売の勢いに乗って大言を吐きそうなところだが、この日はその他の質問に対しても完全に制御を効かせていた。

 総選挙はテレビで生中継される一種のショーだからショーアップを意識した発言をするが、自分一人の会見では分相応の発言に徹する。ちゃんとTPOをわきまえているのだ。高橋の「凄く頭がいい」という評価に納得できる。宮脇の理知は今後のアイドル活動において大きな武器になるに違いない。

 あと、さらに飛躍するために必要な要素は何か。それは前田敦子(23)に対して大島優子(26)がいたように、強力なライバルとなる存在だろう。

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2015年7月13日のニュース