「遊☆戯☆王」原作者・高橋和希氏 新劇場版で自ら製作総指揮

[ 2015年7月13日 06:49 ]

初公開された「遊☆戯☆王」の新劇場版のポスターを囲み、盛り上がる米国のファン

 世界中にファンを持つ漫画「遊☆戯☆王」の原作者・高橋和希氏(51)が11日に米サンディエゴで会見し、来年春の公開を目指す新劇場版で自ら製作総指揮を務めることを発表した。大衆文化のコンベンション「コミ・コン」から招待を受けての参加で、約500人のファンは歓喜した。

 “闇のゲーム”で世の悪人を撃退していく武藤遊戯の活躍を描く「遊☆戯☆王」は96年に週刊少年ジャンプ(集英社)で連載がスタート。物語から派生したカードゲームも50カ国以上で発売され、売上総数は225億枚を突破してギネスに認定されている。

 熱烈歓迎に感激した高橋氏は新作のタイトルを「THE DARK SIDE OF DIMENSIONS」と公表。その上で「第1シリーズのアフターエピソード…原作で描けなかった謎や、新しい決闘(デュエル)もダークに描いています」と明かし、ポスタービジュアルをお披露目した。

 高橋氏にはポップカルチャーの世界に多大な貢献をした人に贈られる「インクポット賞」も贈られた。過去に手塚治虫氏や宮崎駿監督(74)らも受賞しており、ファンが総立ちで祝福した。

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2015年7月13日のニュース