英バンドメンバー 手荷物多すぎ服12枚重ね着して熱中症に

[ 2015年7月13日 05:30 ]

 英国のバンドメンバーの男性(19)が航空機の手荷物の追加料金をケチり、服を12枚も重ね着して熱中症になっていたことが12日までに分かった。

 現地メディアによると、熱中症になったのは、バンド「リワインド」のメンバー、ジェームズ・マケルバー。英ロンドンのスタンステッド空港からグラスゴーに向かうため、格安航空機・イージージェットに搭乗しようとしたが、係員が手荷物が多すぎると指摘。追加料金45ポンド(約8600円)を払えば持ちこむことができると説明された。

 ここで、マケルバーは思い切った行動に出た。なんと、手荷物を減らすため、リュックサックの中の服を全て身に着けたのだ。Tシャツ6枚に、ジャンパー4枚、ジャケット2枚、短パン1枚、ジーンズ3本、ジョギング用のズボン2枚。さらに2つの帽子をかぶった。

 バンドのツイッターには、「歩いて機内に入るのも困難で、なんとか席に着いたけど、すぐに暑さに耐えられなくなった」と書き込んだ。ほとんど身動きできなかったといい、「汗が次から次に出てきてどうすることもできなかった。まるで悪夢のようだった」

 客室乗務員に手助けされて空いていた席に移り、服を脱いだが、さらに気分が悪くなり気絶。グラスゴーに到着後、空港に待機していた救急車で病院に運ばれたというが、現在は元気になっているという。

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2015年7月13日のニュース