小林薫 フードスタイリストに感謝「魂がこもっている」

[ 2015年1月13日 18:47 ]

 俳優・小林薫(63)が13日、都内で行われた主演映画「深夜食堂」(監督松岡錠司、31日公開)の完成会見に出席した。

 2009年にTBS系の深夜枠で連続ドラマとしてスタート。3本のシリーズとなる人気を得ての映画化に、小林は「なんか晴れがましい気持ちですね」と照れ気味に喜びを語った。

 深夜零時に開店する通称・深夜食堂を舞台に、そこに集う客たちのさまざまな人間模様を小林扮する主人公・マスターの視線でつむいでいく。もうひとつの主役となる料理の数々はNHK朝のテレビ小説「ごちそうさん」などで知られるフードスタイリストの飯島奈美さん(45)が手掛けており、小林も「たいしたもんは出していないけれど、それがやたらにうまかったりする。それを当たり前のように出してくれるありがたさ、本番では温かいものに変えてくれるので本当に魂がこもっている」と感謝しきりだ。

 映画には高岡早紀(42)、多部未華子(25)らが出演しているが、この日は不破万作(69)、綾田俊樹(64)、安藤玉恵(38)らテレビシリーズからの“常連客”が勢ぞろい。小林は、「作品の魅力はズバリ、常連客の皆さん。彼らがなじんでいる、ホッとしている姿を通してマスター像や店の雰囲気が出ている」と共演者を称えていた。

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2015年1月13日のニュース