坂本美雨 がん公表の父を激励「またいい音楽を奏でてほしい」

[ 2014年7月10日 12:25 ]

がんを公表した父・坂本龍一を激励した坂本美雨(左)

 中咽頭がんを公表した世界的音楽家の坂本龍一(62)とシンガー・ソングライターの矢野顕子(59)の長女で歌手の坂本美雨(33)が10日、自身のツイッターとブログを更新。父を激励するとともに、回復と復帰を願い、体調を気遣った。

 ツイッターには「『しっかり治して、また弾きまくりなさいよね!』サバ美より」。愛猫サバ美に託し、父を激励した。

 ブログには「父・坂本龍一は中咽頭がんのため、しばらく仕事をお休みしてアメリカで治療に専念すると聞いています。これまで常に忙しく働いてきた父にはゆっくり休む時間をとってほしいと思います」とつづり、父を気遣った。

 「しっかりと治して、またいい音楽を思いきり奏でてほしいと心から願っています」と回復と復帰を切望。「病気の克服に何よりも大事な、穏やかで楽しい気持ちで過ごすことができるように、静かに見守っていただければ幸いです」と呼び掛けた。

 坂本はこの日、公式サイトで病気を正式発表。「6月末のこと、わたしには中咽頭がんがあることが分かり、熟慮の末、しばらく治療に専念することにいたしました」と報告。「多くのみなさまに、多大なご迷惑をおかけすることは深く承知していますが、自分の身体あっての仕事ですから、このような苦渋の選択をせざるを得ませんでした」と心境を吐露した。

 ゲストディレクターを務める「札幌国際芸術祭2014」(今月19日~9月28日)の各イベント、コンサートへの出演を見合わせ。また「パークハイアット東京20周年記念コンサート」(今月30日)への出演も見送る。

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2014年7月10日のニュース