文珍“号泣県議”イジり倒し…独演会会見で両手を耳に「え?」

[ 2014年7月10日 07:15 ]

野々村竜太郎県議の号泣会見をイジり倒した桂文珍

 落語家の桂文珍(65)が9日、大阪市内での「第32回 桂文珍独演会」(8月8日、なんばグランド花月)の会見で、政務活動費で不自然な支出をしていた問題で騒動となっている兵庫県の野々村竜太郎県議(47)をイジり倒した。

 時事ネタを織り交ぜた軽妙な枕でも寄席を沸かせる“文珍節”がサク裂した。「あんなオモロイ人おるんやね。パロディーにせな、しゃーない」と切り出すと、“号泣会見”を意識して報道陣に「名刺をください」「過激な質問は控えて」とニヤリ。質問を受ければ両手を耳に添えて「え?」と、とぼけ、手で口元を覆って水をゴクリ。披露予定の演目「初天神」を引き合いに、「このネタは子供が出てくる…少子化問題、ンフッ、アーン!」と泣きわめくところまで再現して笑わせた。

 野々村県議の進退についても言及。「同じ兵庫県に住んでいる人間として、こっちが泣きたい。あきれ返りましたな」と批判した上で、「早く決着を、おつけになった方がいい」と辞任を促した。最後は、「貨物用エレベーターで帰ります」と言い残して立ち去った。

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2014年7月10日のニュース