舘が熱唱!幻の石原プロ社歌 裕次郎さん命日17日から配信

[ 2014年7月10日 05:30 ]

「太陽と星たちの賛歌」を歌う(左から)金児憲史、池田努、舘ひろし、徳重聡、宮下裕治

 俳優の舘ひろし(64)が9日、都内で、36年ぶりに発見された石原プロモーションの社歌「太陽と星たちの賛歌」(作詞・なかにし礼、作曲・羽田健太郎)のレコーディングを行った。

 ♪唄え 友よ 男の歌を 男の歌を いつだって人生は 今から 今から 出発!!

 1984年に「泣かないで」を大ヒットさせ、女性のハートをわしづかみした“生きるダンディー”舘が壮大な楽曲に体を揺らし、こぶしを握りしめながら熱唱。徳重聡(35)、宮下裕治(39)、池田努(35)、金児憲史(35)の所属俳優もコーラスに加わり、男らしさあふれる歌が完成した。

 1987年に他界した故石原裕次郎さん(享年52)が、1978年に作詞家のなかにし礼氏(75)に自ら歌おうと依頼した曲。同年12月に舌がんが発覚した裕次郎さんは結局、体調不良で披露できず、社歌自体が「あるらしい」という幻の存在になっていた。昨年8月、石原プロが創立50周年の社史を作るため、都内の裕次郎さん宅で資料を整理中に歌詞と楽譜を見つけた。

 舘は「この歌は、石原裕次郎さんの贈り物。“あふれる愛をまきちらし”というフレーズなど、詞に力がある。石原さんはこういう歌が歌いたかったんだろう。僕らが携われて幸せ」と感慨深げ。先輩の渡哲也(72)から「きっと裕次郎さんも喜んでるよ」と言われたそうで「胸に熱いものを感じた」と話した。

 石原プロのホームページで裕次郎さんの命日の17日午前9時から8月末まで無料配信。今後、裕次郎さんの妻まき子さん(80)、渡、神田正輝(63)、ゆかりのある俳優らで、米国の名曲「ウィー・アー・ザ・ワールド」のように大合唱する計画もある。

続きを表示

2014年7月10日のニュース