きゃりぱみゅ 自ら選定の渋谷区ゆるキャラと“競演”

[ 2013年4月22日 06:00 ]

イベントのトリを務めたきゃりーぱみゅぱみゅ

 東京都渋谷区の初のゆるキャラ「あいりっすん」が21日、東京体育館(渋谷区千駄ケ谷)で行われたファッションの祭典「KAWAii!!MATSURi」でお披露目された。区公認の「原宿カワイイ大使」を務める、きゃりーぱみゅぱみゅ(20)らが審査員として選定した。

 海外からも注目を集める日本の「カワイイ」文化を紹介するイベント。その一環で開かれたのが大人気のゆるキャラ15体が集結した「ゆるキャラコレクション」。1体ずつランウエーを歩いて登場。そのトリで注目の1体が現れた。

 桑原敏武渋谷区長に手を引かれ、2等身の体で一生懸命花道の先端へ。大歓声を受けた愛媛県今治市のバリィさんなど先輩ゆるキャラに出迎えられたものの、区の花ハナショウブをモチーフにした女の子の妖精の知名度はこれから。“渋谷ギャル”らしく、目の部分に花をあしらった“アイメーク”でばっちりめかし込んだ。

 あいりっすんの名はハナショウブの英語名「アイリス」に由来。区制施行80周年を記念した渋谷区初のPRキャラクターとして今月1日、イラストが発表されていた。桑原区長は「これから可愛がられると同時に、話題になっていく素晴らしい人形になるだろう」とあいさつ。今後は区のサイトや印刷物など、区政に関わる部分から活躍の場を広げていく。ゆるキャラグランプリの参加について、同事務局は「検討中と聞いています」とした。

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