巨人・阿部監督 小林誠司の582日ぶり打点「いや~ね。素晴らしいよ」スガコバの気持ちの勝利称える

[ 2024年4月11日 22:35 ]

セ・リーグ   巨人5―0ヤクルト ( 2024年4月11日    神宮 )

<ヤ・巨>9回、門脇の適時打で生還した吉川(左)を出迎える阿部監督(撮影・尾崎 有希)
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 菅野が投げて、小林が打って、巨人が「スガコバ」で今季初の3連勝!小林誠司捕手(34)が11日、ヤクルト戦(神宮)に「7番・捕手」で先発出場。0―0の6回に待望の今季初安打となる先制打を放った。投げては菅野智之投手(34)が6回100球を投げ3安打4奪三振2四球無失点の力投で今季2勝目。小林の決勝打で菅野が勝利するのは、2021年9月12日の広島戦(マツダ)以来3年ぶりとなった。

 理想の展開で今季初3連勝を決めた阿部慎之助監督(45)は試合後、菅野と小林の「スガコバ」バッテリーについて「まあ安心感がある。それはやっぱり大きいよ」と語った。

 決勝打は582日ぶり打点を叩き出す今季初安打を放った小林の一打。これには指揮官も「いや~ね。素晴らしいよ」と笑顔。「何とかしようという姿が見られている。何とかしようという姿を見られるし」とオープン戦から打撃もいい状態を見せてきた34歳を称えた。

 スガコバの気迫が呼んだ勝利。「そうだね。智之もね」とうなずき、終盤はバルドナードが2番手の中川がつくったピンチを好救援したことについては「そうねコウタもじゃっかん登板過多になってるから、真っすぐが低めにいっちゃったり、らしくないなと思ったから代えたんだけど」と語った。8回は安定感抜群の西舘がデビューホールドから6戦連続ホールド。「そうだね。よかった」とベテラン、主力と若手がかみ合って2位タイに浮上し貯金1としたチームに満足感を漂わせた。連勝街道へ、12日から東京ドームで広島を迎え撃つ。

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