巨人・小林誠司が菅野に先制点プレゼント!今季初安打&2年ぶり適時打 0―0の6回「スガコバ」ガッツ!

[ 2024年4月11日 19:55 ]

セ・リーグ   巨人―ヤクルト ( 2024年4月11日    神宮 )

<ヤ・巨>6回、先制適時打の小林はガッツポーズ (撮影・西川祐介)
Photo By スポニチ

 巨人の小林誠司捕手(34)が11日、ヤクルト戦(神宮)に「7番・捕手」で先発出場。0―0の6回に待望の今季初安打となる先制打を放った。

 快投を続ける相棒・菅野に先制点をプレゼントしたのは小林だった。5回まで3安打無失点の快投を見せてきた菅野が何度も何度もガッツポーズを見せた。

 0―0の6回。先頭の岡本和が空振り三振、続く坂本が中飛に倒れた後だった。6番・佐々木が四球を選び出塁すると、打席には小林。佐々木が盗塁に成功すると、相手先発左腕・高橋奎二が投じた3球目、内角寄りの直球を詰まりながらも左前へ。二走・佐々木は一気にホームにヘッドスライディングし先制点をもぎ取った。佐々木はベースを叩き歓喜。神宮に大歓声と悲鳴がこだました。

 2022年9月7日のDeNA戦(東京D)以来、自身2年ぶりとなる適時打に一塁ベース上で爽やかな笑みを浮かべてガッツポーズを見せた小林。それに応えるようにベンチ前でキャッチボールをしていた菅野も笑顔でガッツポーズを見せた。

 「打ったのはカットボール、(菅野)智之が頑張っているので、何とかしたかったので泥くさくいきました。智之を援護できて良かったです」

 小林は昨季、9月15日の中日戦(バンテリンD)の9回に5月4日以来となる打席でチーム130試合目、自身21試合9打席目に初安打をマーク。プロ初のシーズンノーヒットで終わるかと思われた中での歓喜の中前打だった。

 菅野は4日に今季初登板初先発。“スガコバ”コンビで試合を支配し、最速153キロをマークして7回4安打零封の好投をを見せ今季初勝利をマークするとともにチームの連敗を3で止めた。試合後には2022年6月17日の中日戦(バンテリンD)以来657日ぶりとなる先発バッテリーを組んだ盟友に「キャッチャーの小林もうまく配球してくれたと思います」と感謝の言葉を送っていた。

続きを表示

この記事のフォト

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2024年4月11日のニュース